ニュース 2018/02/02 00:00
SDN、機械アドバイザーの育成を提案
ホール向けの経営セミナーを企画するSDNは1月27日、東京都千代田区の「TKP御茶ノ水カンファレンスセンター」で「中嶋塾」を開催。
エーゼットエンターテインメントの中嶋優社長、小森ワーキングの小森勇社長らが講師を務めた。
中嶋社長は、2~3月の機種選定の中で、ホール内での顧客回遊の重要性について言及。「販促の手段がいくつもあるパチスロに比べ、新台導入ですら集客が難しくなっているのが、今のパチンコ。稼働を上げていくには、『外からの集客』ではなく、パチスロで集めたユーザーをパチンコに誘引していくことが重要」と説明した。
導入すべき機種として、「CRバジリスク〜甲賀忍法帖〜弦之介の章」や「CRコードギアス エンペラーロード」といった、「パチスロからの導線が引きやすいコンテンツ、かつ、しっかりとした出玉性能を備えた2000発タイプ」を推奨。
あくまで導線引きが目的で、小台数のバラエティー導入でも十分だとした。
また、回遊をうながす施策では、ホールスタッフを機械アドバイザーとして育成するよう提案。「玉やメダルを流す際や開店待ちなど、ちょっとした時間に、機種のプレゼンをするだけだが、支援先でも大きな効果を上げている」と紹介し、そのためには、朝礼の時間を圧縮するなどして、新機種の知識を学ぶ機会を設ける必要があると語った。