業界団体 2018/05/25 00:00
中国遊商、確認証紙交付の件数・台数ともに大幅増
中国遊商(松原陽輔理事長)は5月16日、広島市の「ANAクラウンプラザホテル広島」で第48回通常総会を開催。
議案審議では、2017年度の確認証紙の交付が7万956件(前年度3万8777件)、13万7013台(同6万1520台)となり、2月1日の規則改正に向けた前倒し認定申請の影響により、件数・台数ともに大幅増となったことを報告した。
松原理事長はあいさつで昨年度の活動を振り返り、「昨年度は、膨大な認定申請書類の手続きに対応するため、臨時職員10人を配置するなど、事務局総出の取り組みの結果、通常の発給日数で処理を完了。改めて、当組合の底力と力量を感じた」と述べた。
総会終了後には、広島県警察本部生活安全部の佐々木俊之課長補佐が講話。「今後、撤去機が増えれば、闇パチといった違法な利用も増える可能性が高まる。未然に防ぐためにも、適切な廃材処理をお願いしたい」と口述した。
また、新基準機との入れ替えにも言及し、「ホールの中には、販社が言ったことを鵜呑み、あるいは都合よく解釈して、撤去期限を過ぎた機種を設置するケースも考えられる。あいまいな知識で答えるのではなく、警察に相談するよう促してほしい」と語り、協力を求めた。