業界団体 2018/06/07 17:25
京都府遊協、高射幸性パチスロ機の自主撤去に全力
京都府遊協(白川鐘一理事長)は5月30日、京都市の「ANAクラウンプラザホテル京都」で第54回通常総会を開催。
白川理事長は「依存問題を最重要課題と位置づけ、高射幸性回胴式遊技機の設置比率に関する自主規制や、安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度をさらに充実させていく取り組みに全力で対応していきたい」と語った。
議案審議では、新基準に該当しないパチスロ機の設置比率を昨年12月1日までに30%以下とする全日の自主規制を、組合員全店舗が順守したほか、京都府福知山市の児童発達支援事業所「くりのみ園」に福祉車両を寄贈したことなどを報告。
来賓として出席した京都府警生活安全部の井上基部長は、同組合の社会福祉支援活動に敬意を表した上で、「引き続き、一層の健全化と依存防止対策に積極的に取り組まれることを大いに期待する」と祝辞を述べた。また、総会前には、今年1月に逝去した元副理事長の加藤博俊氏に黙とうを捧げた。