業界団体 2018/10/26 00:00
都遊協研修会、警視庁が広告宣伝で苦言
都遊協(阿部恭久理事長)は10月17日、東京都中野区の「中野サンプラザ」で「平成30年度経営者研修会」を開催。
約800人の都内ホール関係者が参加した。
阿部理事長はあいさつで、高射幸性パチスロ機の設置比率の自主規制について、「われわれが自ら決めたものであり、必ず守るのだという姿勢を示すのは当然」として徹底順守を呼びかけた。
6号機の型式試験適合機が少ないことに対しては、「メーカー各社に、市場に十分な遊技機をいち早く供給するよう要請している」とし、理解を求めた。
講話では、警視庁風俗営業係の髙橋正樹係長が「検定・認定の有効期間を満了した旧規則機を設置しているホールがあるようだ」と指摘。是正を求めた。
また、広告宣伝に関して、「ブログなどで、ファンだけが理解できる隠語を使ったり、雑誌の取材を名目にイベントを行うなど、悪質・巧妙なものが増加しているように見受けられる。Webサイト運営会社に依頼して、イベント情報を発信している店もあるが、射幸心をそそる内容があった場合に行政処分を受けるのはホールだ」と警告した。
そのほか、お笑いコンビ・カラテカの入江慎也氏がコミュニケーション術をテーマに講演した。