業界団体 2018/11/30 00:00
JAPaNのセミナーにホール関係者ら、約750人
ホールやメーカーなどを対象に勉強会を主催する日本アミューズメントパチンコ産業ネットワーク(略称・JAPaN、髙橋正人代表理事)は11月22日、東京都中野区の「中野サンプラザ」でセミナーを開催。
8部屋で23講座を実施し、約750人が集まった。
業界の現状や未来を議論する討論会では、新潟県を中心に13店舗を展開するエム・アイ・ディジャパンの三井慶満社長、パチンコ研究家の丈幻氏、ギャンブル依存回復施設・ワンデーポートの中村努施設長ら、5人が登壇。
三井社長は、取材などの来店告知の規制強化について、「粗利や目標の達成のため、煽って当たり前の状況が生まれてしまったが、薬は毒となることもある。地域ごとの決まりに沿って取り組んでいくべき」と熱弁。
一方、丈幻氏は「広告に頼るのではなく、機械のことを一生懸命、勉強し、常連さまのために薄利営業するなど、営業方法を考えるべき」と訴えた。
依存症対策の議論では、中村施設長が「依存症の特効薬は、病院や施設に入れることではない。ほかの趣味や娯楽を見つけるといった対策でも、効果がある人がたくさんいることを知ってほしい」と力説した。