業界団体 2018/12/21 00:00
大阪府遊協、有名人のサイン会なども自粛対象内
大阪府遊協(平川容志理事長)は12月13日、大阪市の「シェラトン都ホテル大阪」で歳末防犯懇談会・定例理事会を開催。
大阪府警生活安全部の森本敦司部長が講話し、「営業の健全化を阻害する広告宣伝などの問題から目を背けることなく、適切に対応してほしい」と要望。
これに対し、平川理事長は「行政当局の指導を受け、12月1日に、取材告知の自主規制を定めました。パチンコ参加人口の減少傾向が続く、厳しい状況ですが、ファンに親しまれる大衆娯楽を目指したい」と答えた。
理事会では、広告・宣伝問題特別委員会が取材告知の自主規制に対するホールからの問い合わせを紹介。
有名人のサイン会や握手会など、遊技しない来店は告知できるかの質問に、事前告知は特定日を想起させるとして、自粛対象内と決定したことを報告した。
懇親会のあいさつで、平川理事長は「規則改正による遊技機の射幸性低下や地震、台風による被害など、われわれを苦しめる“災”が多い一年となった。来年以降も消費増税や受動喫煙防止条例の施行といった課題が次々と降ってくることとなるが、この波を元気に乗り越えていきたい」と述べた。