業界団体 2019/04/12 00:00
島田療育センターを守る会、昨年度は329万円を寄付
日本心身障害児協会「島田療育センター」を支援する目的で都遊協組合員有志などが組織する「島田療育センターを守る会」(松下恵代表世話人)は3月28日、東京都新宿区の「遊技会館」で、プレス向けの2018年度活動報告会を開催。
同センターは1961年、都遊連日本橋組合長だった故・島田伊三郎氏が寄贈した土地に開設した日本初の重度心身障害児施設。
その縁で、業界関係者有志が1975年に同会を発足。以後、浄財を寄付し続けるとともに、同センターの各種催しを支援してきた。報告会では、2018年度(第44回)の寄付金額は329万9342円だったとし、1975年度(第1回)からの総額は2億5535万5209円に。
また、センター利用者と地域住民との交流の場として、毎年開催する恒例行事「島田わいわい祭」については、2018年度は9月8日に開催し、ボランティア175人を含む1500人が参加したことを報告した。
なお、同日に開催した都遊協定例理事会の中で、同センターの山川常雄理事が「発足当時は20年も生きられないだろうといわれていた方が、今も元気に施設で暮らしている。これも1年たりとも途切れることのない、皆さまの支援のおかげ」と謝意を述べた。