企業 2019/07/26 00:00
アミュゼクス、6月の新店は前年同様2店舗
アミュゼクスアライアンスは7月17日、東京都港区の「三田NNホール」で定例セミナーを開催。
同社の田守順代表、矢野経済研究所の高橋羊主任研究員、PSプランニングの渥美公一社長が講演した。矢野経済研究所がまとめた集計データをもとに、2019年6月の新店動向を高橋主任研究員が解説。全国で6月にオープンした新店は2店舗(前年も2店舗)だったと報告。その上で、2店舗のうちの一つ、関西を中心に32店舗を展開するタツミコーポレーションがM&Aで取得した「正晃ホール」(大阪府堺市、333台)をピックアップ。
駅前商業施設にテナントインする併設店だが、同施設内にはタツミコーポレーションの既存店が営業中と述べ、「同店がある泉ケ丘駅周辺は、昭和40年代に開発された新興住宅地で、かつては栄えたものの、現在は住民の高齢化が進み、商業ポテンシャルが低下したエリア。今回のM&Aも商圏への影響力というよりは、他法人の進出をブロックする守備的な側面が強いのではないか」との見方を示した。