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エイチアールアイ、アフターコロナは顧客シェアの向上を

企業ビジョンの作成や人材育成支援などを手掛けるエイチアールアイは8月6日、ウェブ視聴形式によるオンラインセミナー「デジタル時代に勝ち上がる!店舗運営セミナー」を開催。

同社の羽谷朋晃代表、ホールの営業支援を行うアミューズメントビジネスコンサルティングの林秀樹代表が講師として登壇した。林氏は、アフターコロナにおける店舗運営についてレクチャー。広告宣伝自粛が解禁となった7月の稼働を「4パチ7150個、20スロ5290枚と前年同月比で約3割減」であると例示。

この数字は、閑散期である前年11月の稼働を下回っており、ホールが広告宣伝に力を入れても、閑散期よりも客数が劣る現状について「従来の常識からの構造変化が必要なニューノーマルに突入しており、今後、コロナ前の状況に戻ることはない」と予測。その上で、「ホールは新規客の取り込みではなく、一人のユーザーが遊技に支出する金額に占める自店の割合を高めていくべき」と指摘し、そのための施策として、広告宣伝ではなく、自店を店舗選びの選択肢に入れている既存層にリーチする販促に注力することを提案。

「例えば、スタッフによる口頭での発信(告知・耳打ち)や会員向けDMなどは多くのホールが実施しているが、効果が見込めないとして止めてしまうところも多い。しかし、顧客シェアを伸ばすにはこれらの施策をやり続けることが重要」と述べた。

提供元:プレイグラフ

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