ニュース 2009/04/17 00:00
回胴遊商が懇談会で闇スロ防止対策を発表
回胴遊商(伊豆正則理事長)は4月13日、東京都台東区の回胴遊商事務局内で業界誌との懇談会を開催。
伊豆理事長、水谷健一郎筆頭副理事長、谷川雅昭専務などの回胴遊商関係者らと10数社の業界誌が参加し、パチスロ業界の現状や今後の見通しなどについて、活発な意見交換を行った。
伊豆理事長は冒頭に、「今はなかなか希望や展望というものが見えてこないが、あきらめたら希望も展望もなくなってしまう。回胴遊商は回胴遊商なりに、少しでも販売会社としてできることをやっていこうという形で、組合員一丸となって一生懸命取り組んでいる」とあいさつした。
また、谷川専務は、昨年の12月に闇スロ経営で組合員が逮捕されたことを受け、防止対策を整えたことを報告。
具体的な防止対策は「コンプライアンスを促す啓蒙活動(研修会など)の実施」「規約・規定の改正(誓約書や罰則規定に闇スロ賭博を明文化するなど)」「情報の収集・共有化」の3つ。情報の収集・共有化については、既に組合員と賛助会員に、現在の4号機保有状況についての調査を実施。その結果、保有されている4号機が約6000台あったが、それらについては、明確な目的(業者によるリサイクル、ホールの機械の預かり、社員研修)があり、問題ないとした。
しかし、聞き取り調査に答えていない組合員も24社あり、そちらに関しては、現在も調査を継続中だという。
谷川専務は「場合によっては、事務所などへの立ち入りの可能性もあるかもしれない」と話した。 提供元:プレイグラフ