ニュース 2009/05/01 00:00
遊技機の販売方法是正へ4団体で情報共有化
全日遊連(原田實理事長)は4月23日、東京都港区の「第一ホテル東京」で理事会を開催。
原田理事長は4月20日に日遊協、日工組、日電協との4団体会議が開かれ、今年1月に4団体で合意・発表した「不公正な販売方法の是正」問題について議論するとともに、消費税問題、健全化機構の経費負担問題などについて協議したことを明かした。
なかでも、遊技機の販売方法については、諸問題解決に向けて具体的な施策を進めていくことをあらためて確認。各団体に担当者を置き、合意内容に違反するような事例が組合員店舗から全日遊連に報告されてきた場合、ほかの3団体にも速やかに報告するなど、情報の共有化を図っていくことになった。
将来の消費税のアップにどう対応するかという問題については、メーカー団体側の「まずはホール団体の意見をとりまとめてほしい」という要望を受けて、4月22日に日遊協の消費税対策部会の担当者と、初めて情報を交換。今後も日遊協と継続的に協議を進めつつ、最終的にはホール関係5団体としての要望をメーカー団体などに働きかけていくことになった。
また、4月20日の4団体会議では「遊べる遊技機」の協議継続も提案。新規客、スリーピング層の開拓に向けて、いわゆる遊パチのあり方を再考していくことでも合意したという。 提供元:プレイグラフ