ニュース 2010/03/26 00:00
店内への銀行ATMの試験店拡大は当面休止に
パチンコ店内への銀行ATMを設置するフィールドテストの実施について、試験店拡大の動きが当面見合わされることが明らかとなった。3月17日の全日遊連理事会で報告されたもの。
同システムは東証一部上場企業、インターネットイニシアティブ(通称IIJ)の連結子会社であるトラストネットワークス(本社・東京都中央区)が企画・運営するもので、07年11月に東京都と神奈川県内の10店舗で試験を開始。09年度に入ってから導入店を順次拡大し、09年11月現在で首都圏および関西地方の140店舗強に導入されていることがIIJのIR情報によって明らかにされていたが、昨年11月から12月にかけて共産党系機関紙「赤旗」に批判的な報道をされたことなどを受け、当面慎重な対応をすることになったという。
なお、同システムはホールの管理・決済システムにのめり込みの防止やセキュリティーの確保などを求めた、全日遊連の「ホール関連システムに関する基本指針」に基づき、運営されている。