企業 2014/04/04 00:00
浜友観光、国分寺市が出店妨害訴訟で和解
出店予定地の隣に東京都国分寺市が妨害目的で図書館を開設したため、出店できなくなったとして、「楽園」の屋号で23店舗を展開する浜友観光(本社・静岡市)と不動産会社が同市に約14億円の損害賠償を求めた訴訟は3月28日、東京高裁で同市が浜友観光に約3億3400万円、不動産会社に約1億1700万円支払うことで和解。
一審では、図書館設置の目的が出店阻止であったと判断し、市に対して浜友観光に約2億4700万円、不動産会社に約8600万円の支払いを命じたが、昨年8月に浜友観光と不動産会社、市がそれぞれ控訴していた。和解について同市は「総合的に判断した結果」、浜友観光は「コメントを控えたい」としている。