業界団体 2015/05/22 00:00
健全化機構が6月からパチンコの釘も調査
健全化機構(伏見勝代表理事)は5月13日の理事会で、6月1日からパチンコの釘をチェックする「遊技機性能調査」も行うことを決定。
立入検査実施要綱を改正した。
同調査は、中央始動口のみを入賞させるよう、両脇その他の一般入賞口に玉が入らない仕様に改造する釘曲げ行為が懸念される状況にあるとして、警察庁が機構に要請し、実施することになったもの。
いわゆる覆面調査の形をとり、検査員が任意に選んだ台で一定玉数分、遊技。
一般入賞口を中心に入賞状態をチェックし、明らかに異常が見られるケースは、釘曲げの疑いがあるとして行政当局に通報する(ただし、最初の半年程度は猶予期間として通報しない)。
なお、同庁保安課担当官は5月18日、ホール5団体のトップらを集めて、機構の調査への協力を要請。
これを受けて、全日遊連は翌19日、各都府県方面遊協あてに、機構の遊技機性能調査実施を伝える文書を、警察庁からの文書も添付した上で発出した。