業界団体 2015/08/07 00:00
都遊協が10月から賞品提供と釘の実態調査
都遊協(阿部恭久理事長)は7月29日、理事会を開催。特別協議事項として、「適切な賞品提供の在り方」と「一般入賞口に玉が全く入らない遊技機」について協議。
今年10月から都遊協の第三者監視機関である健全化センターによる実態調査を開始することになった。
また、それぞれの実態調査に先立ち、現状把握のためのアンケート調査を組合員店舗に対して実施することも決定。
理事会後、組合員店舗あてにアンケートを送付した。このうち、賞品提供については、昨年11月27日の理事会で「遊技場営業においてお客様に提供する全ての賞品は、少なくとも、『仕入れ価格+仕入れ経費』を下回る価格で提供しないこと」との指針を示していたが、まだまだ順守していない店舗が見受けられるという。
一方、「一般入賞口に玉が全く入らない遊技機」については、健全化機構が7月14日に開催した理事会において、「ほとんど改善が見られない」と指摘したことから、1店舗当たり3台を対象に、4パチの場合、各4000円、1パチの場合、各1000円分の遊技により、一般入賞口への入賞状況を確認する。
いずれの調査も、改善がされていなければ当該店舗に是正するよう指導。
状況によっては、行政当局に報告する可能性もあるとしている。