企業 2015/09/11 00:00
マースが「立体Air紙幣搬送システム」発表
マースエンジニアリングは9月1日、同社で記者会見し、「立体Air紙幣搬送システム」や「据置型景品払出収納庫」などの新製品を発表。
立体Air紙幣搬送システムは、水平方向だけでなく、垂直方向にも紙幣を運ぶことができるようにしたもの。
搬送管を天井裏に通すことで、すべての島の紙幣を事務所などの一カ所に集約し、一括管理できる。
据置型景品払出収納庫は業界で初めて、本体天板の完全フラット化を実現。
払出速度(10枚払出時2.8秒)も、在庫計数時間(25秒)も業界最速となっている。
松波明宏社長は立体Air紙幣搬送システムについて、「当社のAir搬送の導入店は550軒を超えています。そこで培われた技術の蓄積が、形となって現れたのがこの製品。先行導入した店舗さまでは、のべ630m(島内除く)の搬送管が走り、その中を紙幣が飛んでいます」と述べ、同社の技術力の高さを印象付けた。]
また当日は、新製品発表展示会を訪れたホール関係者向けの特別セミナーも開催。
澤田陽介MSDマネージャーが「マース戦略データ(MSD)」による業況分析を行ったほか、業界コラムニストのPOKKA吉田氏と日遊協風営法プロジェクトチームの茂木欣人リーダーが講演した。
なお、発表展示会は9月3日「ヒルトンホテル名古屋」、8日「ホテル日航福岡新館」で開催されたほか、9日「岡山オルガホール」、10日「ヒルトンホテル大阪」、15日「トラストシティカンファレンス・仙台」、17日「札幌コンベンションセンター」でも行われる。