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検定釘と異なる機種の全台撤去を行政が要請

警察庁保安課は11月6日、ホール5団体のトップらを集めて、「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」の撤去を要請。

当該機種を使って営業することは、著しく客の射幸心をそそるおそれのある遊技機を設置して営業することを禁じた風適法第20条1項違反になる可能性があるとして、可及的速やかに撤去を推進するよう求めた。

なお、ここでいう「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」とは、一般入賞口への入賞状況が検定機とは異なる遊技機。
一般入賞口への入賞状況については、健全化機構が覆面調査を6月から実施しているが、全体として保通協試験時とほど遠い状況にあることが報告されている。

そのため、同庁ではメーカー出荷時にすでに性能が異なっている可能性が払拭できないとして、日工組に調査を依頼。
その結果、「出荷時の『遊技くぎ』の状態での、1分間あたりの普通入賞口による獲得遊技球数が、3個未満となる遊技機があった」として、当該機種を回収する方針を日工組が11月4日付で報告してきたという。

当該機種リストは後日、日工組からホール団体側に報告される。
また、警察庁では、釘問題に関して、撤去により状況が改善されることを期待するとして、機構による行政通報を留保するよう機構に要請したこともホール5団体に伝えている。

提供元:プレイグラフ

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