ニュース 2015/12/18 11:18
日電特許、株式の取り扱いなどをめぐる裁判で和解
日電特許とユニバーサルエンターテインメントおよびメーシーとの間で、日電特許の株式の取り扱いなどをめぐり争われていた複数の裁判が12月9日、東京地裁で和解。同11日に、日電特許が文書で発表した。
これらの裁判は1997年にユニバーサルが日電特許から脱退を表明したことに端を発するもの。メーシーの日電特許からの脱退時期や、ユニバーサルとメーシーが保有する株式の失効を決めた日電特許の株主総会決議の効力などが争われていた。
和解では、メーシーの日電特許脱退時期を2001年3月末日とすること、ユニーバルとメーシーが総会決議の無効を求める訴えを取り下げることなどが合意された。
合わせて来年4月1日から、ユニバーサル、メーシーをはじめとするグループ会社6社が日電特許に参加することも決まった。これにより日電特許の参加企業は計47社に。
特許事業部の村瀬正和部長は「今回の和解で進行中の訴訟がすべて終わる。ユニバーサルらの参加も大歓迎」と話していた。