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回胴式連絡会、ARTと小役優先入賞の規制へ

回胴式遊技機製造業者連絡会(佐野慎一会長)は3月16日、東京都台東区の「東天紅」で連絡会を開催。日電協、賛同会員、電遊協の関係者約110人に対して、現在検討中のARTと小役の優先入賞に関する規制内容について説明した。

そのうち、ART規制については、ART抽選確率が設定により変化しないよう、さまざまなルールを規定。すべての遊技を通常区間と有利区間(ART)に区分し、通常区間からARTへの移行抽選は毎ゲーム抽選、かつ設定によって当選確率が変化しないこととしている。

その上で、抽選契機は設定差のない小役やリプレイなどに限定。ボーナスフラグが成立したときや、ボーナス発動中はART抽選を行わない(ただし、ボーナスに設定差がない場合は可)。ART中の上乗せゲーム数や継続率も、設定によって変化してはならないとしている。

一方、小役の優先入賞については、ボーナスよりも小役の入賞が優先される機種において、ボーナス図柄の表示確率が大幅に低下する仕様が見受けられると指摘。このような仕様は、ボーナスに当選しても遊技者が図柄をそろえられない恐れがあるとして、規制する方針を示した。小役の優先入賞は2008年の「技術上の規格解釈基準」一部改正で認められたものだが、今後は自主規制でNGに。日電協関係者は「どちらの規制もできるだけ早く実施すべく、行政とはすり合わせしている」と話している。

 

提供元:プレイグラフ

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