マルハン傘下の新生サタパナ銀行が営業を開始

株式会社マルハン（本社：京都・東京　代表取締役社長　韓裕氏）の子会社としてカンボジアで金融事業を展開するマルハンジャパン銀行及び大手マイクロファイナンス機関サタパナ社は、予てよりカンボジア中央銀行を始めとする関係当局等との協議と指導の下、統合準備を進めておりましたが、3月28日付でカンボジア中央銀行から正式に銀行免許を取得し、2016年4月1日（金）より新銀行として営業を開始しました。

新銀行名は「サタパナ銀行（＝Sathapana Bank Plc.）」で、本店は引き続きプノンペン中心部に置き、取締役会長には株式会社マルハンの代表取締役会長である 韓昌祐が、また、CEOにはサタパナ社のCEOであったBun Monyがそれぞれ就任致しました。

同銀行は、このカンボジアでは初となる金融機関の統合により、カンボジア全土に160の拠点を持つカンボジア第2位の商業銀行（2016年3月現在カンボジア内拠点展開ベース）となります。また、総資産合計約764百万ドル（約863億円）、融資残高約559百万ドル（約632億円）、資本金120百万ドル（約136億円）、従業員数約3,380名を有し、約14万の預金者と、11万以上の企業及び個人に融資を提供しています。

今回の統合により、同銀行はカンボジア最大の日系商業銀行として、カンボジア全土に有するネットワークを通じて、より多くのお客様に対し、預金、融資、国内外送金等の商業銀行としての商品・サービス及び小口金融等の総合金融サービスを提供することができるようになり、これまで以上にカンボジアの長期的な経済発展に寄与するとともに、地域に根差した銀行としてカンボジア国民の生活水準の向上に貢献してまいります。

■新銀行ロゴ

■サタパナ銀行概要