企業 2016/04/22 11:58
アミュゼクス、2015年度の新店数は過去最低に
アミュゼクスアライアンスは4月12日、東京都港区の「三田NNホール」で定例セミナーを開催。田守順代表、矢野経済研究所の高橋羊上級研究員、ピーエスプランニングの渥美公一社長が講演した。
高橋上級研究員は、矢野経済研がまとめた集計をもとに2015年度のグランドオープン動向を解説。昨年度の新店数は前年比10店舗減の216店で、2006年の統計開始以来、最低を記録したと伝えた。
出店減の背景については「関東圏の伸び悩みが大きな要因。特に、駅前店の出店が減っている」と説明。「これまで関東の新店数は、200~300台といった中小規模の居抜き出店が支えていたが、現在、山の手線沿線だけでも1000台規模店が多数ある。各法人は“中小規模の店舗では勝負にならない”と見ているのでは」と話していた。