業界団体 2016/06/17 09:25
日工組、ちょいパチ導入でホール団体に協力要請
日工組(金沢全求理事長)は6月2日、ホール5団体に「ちょいパチの導入について」と題する文書を発出。
「ちょいパチ」について、まずテスト導入を行うとした上で、(1)4円貸しコーナーへの導入、(2)1機種2台以上の導入、(3)1店舗合計8台以上の導入によるコーナー化、という三つの基準を提示。
テスト導入を検討する傘下ホール企業を各団体で取りまとめ、同20日までに日工組に連絡するよう要請した。
また、日工組がホール団体側からの質問に対して作成した回答書によると、販売契約は通常の遊技機購入契約と同一だが、販売価格は低価格で提供することを目的に各社取り組んでいると説明。
撤去時の条件は「特に制限は設けない」としながらも、「今回のテスト導入は4円貸しにおける低射幸性機コーナーの育成」が目的と述べ、一定期間の維持、増台によるコーナー育成を求めている。
各団体に6月20日までに取りまとめを要請している一方、「6月下旬より、早くから賛同いただいたホール法人から順次始まる」とも明記。
この点について、日工組では「個別にメーカーに問い合わせているホールもあるやに聞く。この部分に関しては、日工組のあずかり知らぬ話なので」と説明。
テスト導入は6月20日を期限として動いていることに変わりはないと述べている。