業界団体 2016/09/02 09:28
全日ら7団体が回収機問題でペナルティー決議
ホール5団体(全日遊連、日遊協、同友会、余暇進、PCSA)と日工組、全商協による7団体連絡会議は8月18日、「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」の回収・撤去に係る決議文書を発出。
同4日の7団体連絡会議で決議されていたもので、内容は以下のとおり。
(1)第1次・第2次の回収対象機械は8月末までに、第3次の回収対象機については本年末までに確実に回収・撤去するよう、各々の組合員等に徹底を図る。
(2)回収対象機が回収・撤去期限を過ぎても設置されている場合は、当該営業所に対する新台、中古台、部品等の販売停止措置を検討する。また、回収への取り組みが十分でないと認められる当該製造業者に対しては、同連絡会議において措置を検討する。なお、中古台の当該製造業者への措置については、中古機流通協議会において検討する。
(3)回収対象機の入れ替えを促進するため、毎月の回収目標数値を設定するとともに、検定を取得した遊技機の機種名を早期に公表し、営業所が計画的に撤去を進められるよう、環境整備を図る。毎月の目標に達しない場合は、そのつど追加措置を検討する。
(4)回収対象機の撤去状況を確認するため、日工組及び全商協が営業所ごとの調査を行う。ホール関係団体は、これに協力する。
今回の決議は、7団体が8月4日に開催した連絡会議に警察庁保安課の担当官が出席し、撤去・回収期限を過ぎても外さないホールが出た場合の対応策などを検討するよう、要請したことを受けたもの。