企業 2016/09/16 10:02
日本金銭、シルバー電研の遊技事業譲り受け完了
日本金銭機械は9月6日、シチズンホールディングスの連結子会社・シルバー電研の遊技事業のうち、iクリアシステム製品、および紙幣搬送機器製品の開発・製造・販売業務、アフターメンテナンス業務を譲り受ける件について、同1日付で完了したことを発表。
遊技事業の強化を目指す日本金銭機械は今年3月30日、同事業からの撤退を決めたシチズンホールディングスとの間で事業譲渡契約書を締結。その後、譲り渡しの協議を進めていた。譲受価額は100万円。これを受け、日本金銭機械では、連結子会社のJCMシステムズを中核とした新体制による事業を開始した。
日本金銭機械は当面、収益力の改善に努めながら、将来の法改正や市場の変化に即応できる技術力向上などに取り組んでいくと説明。約400店の新規顧客確保により、販売エリアの充実が可能になるなどとしている。
なお、電子認証システム協議会は9月6日、シルバー電研が同1日付で脱会したことをホームページで公表した。