ニュース 2016/10/21 12:20
IR議連、今国会でのIR法案成立に意欲
カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備を目指す超党派議連「国際観光産業振興議員連盟」(通称・IR議連、細田博之会長)は10月12日、東京都千代田区の「衆議院第二議員会館」で総会を開催。
同議連所属の議員たちによって国会に上程されている「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案(通称・IR基本法案)」について、現在開催中の臨時国会(会期/9月26日~11月30日)での法案成立を目指すことを確認した。
総会には、同議連に所属する238人の国会議員のうち、代理も含めて約200人が出席。
細田会長は「同法案は昨年4月に衆議院に再提出されてから(議論されないまま)継続審議の状態が続いているが、今回は臨時国会としては会期が長めなので、審議をするチャンスが大きい」との見方を示した。
岩屋毅幹事長は同法案を扱う内閣委員会では現在、同法案以外に審議する予定の法案が二つしかないことを伝え、「最優先で審議してもらえるよう、自民党では同委員会関係者など、各方面にお願いをしている」と述べた。
IR誘致を目指す大阪府の松井一郎知事、北海道の辻泰弘副知事、長崎県の里見晋副知事らも出席。
それぞれが法案の早期成立を訴えた。