ニュース 2016/11/18 09:30
警察庁の津村課長補佐が余暇進セミナーで講話
余暇進(笠井聰夫代表理事)は11月9日、東京都港区の「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」で平成28年度秋季セミナーを開催。
警察庁保安課の津村優介課長補佐が講話し、回収機の年内撤去について、今後の進捗は必ずしも楽観視できるものではないと懸念していると述べ、撤去対象機を設置し続けることは検定制度上、許容されていないばかりでなく、極端な場合には、風適法が禁止する著しく射幸心をそそるおそれのある遊技機を設置していることにもなりかねないという、警察庁見解をあらためて示した。
その上で、事ここに及んでも、一部の営業者が入れ替えに躊躇している状況があることはきわめて残念であると言わざるを得ないとし、今後の状況に応じて、必要があれば所要の措置を講じることになると警告。
第1次・第2次リストの撤去期限を8月末としたのは業界の自主的目標だが、年内撤去は警察が要請したものだとして理解を求めた。
全日遊連の自主規制である、新基準に該当しない遊技機の段階的撤去問題にも言及。
12月1日に定められた削減目標が達成できる状況にあることは認識しつつも、6団体合意において、高射幸性機は優先的に撤去するとしているにもかかわらず、パチスロが必ずしもそのような状況になっていないことは極めて残念だとした。