業界団体 2017/06/09 09:00
九州遊商、山本理事長を再任
九州遊商(山本龍彦理事長)は5月30日、福岡市の「ホテルオークラ福岡」で第29回通常総会を開催。
山本理事長はあいさつで、昨年の回収機問題に対する組合員の協力に感謝するとともに、「現在、中古機流通における部品交換について、販社の裁量が広がるよう、全商協と日工組の間で協議が進んでいる。いずれ、良い報告ができるのではないかと思う」と伝えた。
議案審議では、2016年度事業活動として中古遊技機取り扱い台数(認定申請含む)が154万7676台(前年度比103%)、取り扱い件数が8万759台(同102%)だったことなどを説明。
任期満了に伴う役員改選も行われ、山本理事長を再任(2期目)。
他の執行部も岩下卓世・山田和男副理事長、石山敬達専務、武下俊治会計理事の全員が留任した。
来賓祝辞では、福岡県警生活保安課の猿渡智行課長が登壇し、今年に入って福岡県内で2件、ホール営業者による遊技機の無承認変更事犯を摘発していることに言及。「流通のかなめである皆さんとも連携しながら、よりいっそう不正改造の根絶に努めていきたい」と述べた。