業界団体 2017/06/16 12:30
日電協、佐野理事長が再選
日電協(佐野慎一理事長)は6月9日、東京都千代田区の「パレスホテル東京」で第37回通常総会を開催。
任期満了に伴う役員改選が行われ、佐野理事長が再選。
副理事長は兼次民喜氏(オリンピア社長)、片田富穂氏(パイオニア取締役)、小林友也氏(北電子社長)の3氏全員が留任。新たに筆頭職を設け、兼次副理事長を選任した。
総会後の記者会見で、執行部は最優先事項として5.9号機の円滑な市場供給、規則改正への対応、旧基準機の撤去問題の3点に言及。
佐野理事長は5.9号機について、「大枠は以前に決めていたが、いざ作ろうとしたら、確認が必要な事項がいろいろ出てきたというのが実情」だとし、行政当局にも諮りながら、問題点をできるだけ早くクリアにしていきたいと語った。
また、規則改正への対応については、「指示機能の規定が盛り込まれると思われることから、それに関する要望書をすでに行政当局に提出している」と現状を説明。
パチスロ旧基準機の撤去問題に関しては、「全日遊連と鋭意、協議中」(兼次筆頭副理事長)と話すにとどまった。
なお、2016年度の証紙発給枚数は60万3554枚(前年比9.2%減)。