企業 2017/07/14 10:54
マースエンジニアリングが新製品展示会
マースエンジニアリングは7月4日、東京都港区の「明治記念館」で「2017マース新製品発表展示会」を開催。
CRユニット「マース ユニコン」と接客サポートシステム「ウェアラブル端末」をお披露目した。
「マース ユニコン」は、従来のユニットの機能に加えて、売り上げデータ、遊技台データ、顧客データなどを収集できるもので、それらをクラウドコンピューティングで管理・活用する。
ホールコンピューターが必要なくなり、島につけている台データ収集基板も不要になるので、大幅なコストの削減も可能になる。
「ウェアラブル端末」は、「接客サポートシステムV2」に加わったオプション。腕時計型のアイテムで、腕時計のフェイスにあたる部分は液晶画面になっており、タッチ&フリックで操作。顧客からの呼び出しや遊技台でのトラブル、VIP客の来店などの際にバイブレーションで装着者に知らせ、画面に内容を表示する。
そのほか、「接客サポートシステムV2」のPOSの機能「顧客カルテ」で入力した内容を閲覧することも可能だ。
製品説明を担当した中野尾維也執行役員は、「マース ユニコン」について「さまざまなデータが取れることにより、ユニットの液晶画面で、使用した金額に応じて注意メッセージを表示したりもでき、自己申告プログラムにも有効です」とPRした。
展示会後に行った記者会見で、松波明宏社長は「ホールコンピューターというカテゴリーをなくすという考えで『マース ユニコン』を開発した。ユニットの活用による革新的技術で業界に風を吹き込ませたい」と述べた。