業界団体 2017/08/04 10:10
回胴遊商、警視庁担当官が部品交換や認定申請で苦言
回胴遊商(大饗裕記理事長)は7月26日、東京都港区の「第一ホテル東京」で関東・甲信越地区研修会を開催。
約220人の組合員が出席した。
大饗理事長は冒頭、「パチスロの先行きに不安を抱いている組合員もいるだろうが、あきらめることなく、日電協とともに頑張っていきたい」とあいさつ。
新井春行支部長は、より円滑な支部運営を図るため、支部長と副支部長、および本部の同地区担当理事のラインによる連絡システムを構築したと語った。
行政講話では警視庁保安課の酒井文博係長が、遊技機をめぐる手続きの現状に言及。
公安委員会に申請書類を提出する前に部品交換していた事案が見受けられるとして、台の入れ替えや部品交換時は、公安委員会への手続きを終えているかどうか、ホールに確認するよう、販社に求めた。
認定申請においても、所轄署の検査で故障台であることが発覚した事案があると指摘。「本当に点検確認しているのかとの疑問が生じかねない」と苦言を呈した。また、闇スロについて、都内で昨年は10件81人、今年も6月までに8件64人を検挙したことを報告。「台の設置から廃棄までの管理をより徹底してほしい」と要請した。