新機種業界団体ニュース 2017/08/18 09:32
日電協&回胴遊商の夏恒例のイベントに5000人
日電協(佐野慎一理事長)と回胴遊商(大饗裕記理事長)は8月5日、東京都千代田区の「ベルサール秋葉原」で「パチスロサミット2017」を開催。「パチスロの日」(8月4日)にちなんだ、この時期恒例の催しで、業界関係者向けの討論会と一般開放試打会が行われ、約5000人が来場した。
討論会はカジノと依存がテーマで、九州のホール企業・セントラルカンパニーの力武一郎社長、精神科医の河本泰信氏、ギャンブル依存回復施設「ワンデーポート」の中村努施設長、元衆議院議員の杉村太蔵氏、エンビズ総研の藤田宏社長、パチスロライターのういち氏が議論。
カジノに関しては、「競合店としての影響より、カジノ議論の余波で業界への規制が厳しくなる方が心配」と力武社長。
依存問題では、「ギャンブル依存は病気かどうかがわかっていないのに、病気と決めつけて対策を進めるのは不適切」(河本氏)などの意見が出た。
試打会には、20メーカーが計27機種80台を出展。「ぱちスロ ウルトラセブン」「笑ゥせぇるすまん3~笑撃のドーン~」など、ホール導入前の機種も多数あり、「早く店で打ちたい」(30代の女性)との声が聞かれた。