業界団体 2017/09/15 09:10
関西遊商、依存症問題の研修会に133人
関西遊商(草加和徳理事長)は9月5日、大阪市の「ホテル日航大阪」で「ギャンブル依存症問題に関する研修会」を開催。
大阪府遊協の平川容志理事長、兵庫県遊協の岡本芳邦理事長、奈良県遊協の相羽宗一郎理事長ら、関西圏の遊技業組合の役員約20人を含む、133人が参加した。
草加理事長は「組合員に『ギャンブル依存症』について勉強してもらい、今後、ホール団体のみなさまとどのように協力していくかを考える会にしたい」とあいさつ。
講師を務めたのは、ギャンブル依存に悩む人やその家族を支援する「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表。
依存症対策の施策としての出玉規制について、田中代表は「パチンコ依存症者は、プレーしているときにだけ、安らぎを得られる人が多く、いくら出玉規制をしてもやめることはないので、家族と協力し、更生施設への入寮や自助グループ参加などを促していくことが必要」と話した。