業界団体ニュース 2017/10/06 10:53
パチンコ関連機器市場は前年度比88.5%
矢野経済研究所は9月22日、「2017年版パチンコ関連メーカーの動向とマーケットシェア」の発刊に伴い、調査結果サマリーを発表。
それによると、2016年度におけるパチンコ関連機器(パチンコ、パチスロ、周辺設備機器)の市場規模は前年度比88.5%の1兆14億円となった。うち、パチンコ機市場は同85.6%の5245億円で、8期連続のマイナスに。
パチスロ機市場は同96.7%の3576億円で、3期連続のマイナスとなった。
また周辺機器市場は前年度比80.3%の1192億円。
同研究所は遊技機市場について「パチンコ機、パチスロ機ともにホールの業績悪化による遊技機への投資意欲の低下、新規出店軒数の減少の影響を強く受けている。2018年2月には遊技機の仕様を規定する遊技機規則の改正が予定されており、2017年度以降は2016年度以上に厳しい市場環境になる」と予想している。