業界団体 2017/10/27 10:23
アミュゼクス、新基準機でのパチスロ集客困難
アミュゼクスアライアンスは10月17日、東京都港区の「三田NNホール」で定例セミナーを開催。
同社の田守順代表、矢野経済研究所の高橋羊上級研究員、PSプランニングの渥美公一社長が講演した。
高橋上級研究員は、視察レポートとして大手ホール企業が8月に岡山市に出店した680台の店舗を紹介。「敷地面積の狭さをカバーするため、店舗の屋上に設けた平面駐車場や、絨毯もないストレート島のみで構成したパチンココーナーなど、経費の効率化が随所に目立つ店舗。新店のメガ店舗化が進む中、台数規模を含めて、時代と逆行するようなダウンスケールした店舗づくりで、どう稼働を維持していくのか。その方策を含めて、今後の動向を注視していきたい」とした。
渥美社長は、2017年1月1日~9月22日の全国データをもとに算出した、稼働が良かった平日のベスト3と悪かった平日のワースト3を解説。「大型コンテンツ『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』の導入直後にもかかわらず、9月14日が20スロのワースト1となった。新基準機の新台による集客の厳しさを表している」と語った。