業界団体行政/政治 2017/10/27 13:12
回胴遊商、点検確認料のダンピングに警告
回胴遊商(大饗裕記理事長)は10月17日、「認定申請業務に係る点検確認料の注意喚起」と題する文書を発出。
同11日より、閉店後の認定申請時の点検確認料が従来の台あたり1000円から5000円に改定されたが、一部の組合員が日中と同じ点検確認料(1000円)で請け負うなど、「料金改正の趣旨に反する行為を行っているとの報告がある」と指摘。「『夜間作業を出来るだけ昼間の作業に移行していく』決議を推進するための料金改正に反する」もので、看過できないとしている。その上で、悪質な営業活動により、組合員間のトラブルに発展した場合は違反処分に該当すると判断し、「中古機流通事業の参加を取り消すこととなる」と警鐘を鳴らしている。
また、回胴遊商(同)は同24日、「認定申請にかかる保証書等(打刻書類)の発給について」と題する文書を発出。通常、書類提出日から5営業日で打刻書類を発給しているが、すでに1日で処理できる量を超えている(中古移動は通常の2.5倍、認定申請は同5倍程度)ことから、同25日以降に提出した認定申請書類においては「打刻書類の発給が大幅に遅延(最長10営業日)する可能性がある」ことを伝えている。