業界団体 2017/11/03 08:50
東商流、金賞品システムの一層の合理化を推進
東商流(堀井努理事長)は10月25日、東京都豊島区の「ホテルメトロポリタン」で第28回通常総会を開催。
平成28年度事業活動では、14だった集荷場(金賞品の互換所)を12に統・廃合するなど、金賞品流通システムの合理化に取り組んだことを報告。決算報告では、予算計画どおり収入が得られず、剰余金を約4170万円取り崩したことを伝えた。
同組合では、月額2万円の定額賦課金のほかに、差等割賦課金(取引先ホールの台あたり140円)を組合員から徴収しているが、店舗数減少に伴い、差等割賦課金の収入が減ったため。今後は、組織のスリム化とより効率的なシステム運営を推進していくこととした。
総会前には、警視庁風俗営業係の酒井文博係長が講話。TUCショップ(東京の賞品買取所)を狙った強盗事件が今年、2件発生しているとして、警戒を呼びかけた。総会後の懇親会の来賓あいさつでは、都遊協の阿部恭久理事長が、金賞品の変動相場制に向けた協議の継続を求めた。