企業 2017/12/06 14:04
セガサミーHD、京都大学とギャンブル依存症プロセス研究を共同で開始
2017年12月5日、セガサミーホールディングス株式会社は、国立大学法人 京都大学とギャンブル依存症領域において共同研究を行うことに合意したことを発表した。
この研究は、京都大学 こころの未来研究センターにおいて、2021年までの約3年間取り組む予定だ。
研究内容は、ギャンブリング行動の遷移に関するデータの収集と分析を通じて、ギャンブル依存症のプロセス研究をおこなう。
具体的には、実際に営業中の海外カジノ施設における日本人を含むプレイヤーのプレイデータを収集、分析することにより、人が危険な賭けに至る前の兆候を明らかにすることを目的として実施される。
同社は、既存のカジノ運営では為し得なかったカジノ施設内での全プレイデータを収集する仕組みを鋭意開発しており、この研究成果と結びつけることにより、依存症の兆候がみられるプレイヤーを早期に発見し、深刻化を未然に防ぐ仕組みの確立を目指している。
そして施設利用時における自制・抑制を促す施設オペレーションを確立することにより、啓発、予防から医療機関等による治療との連携まで一貫した体系的なギャンブル依存症対策の構築を目指している。
セガサミーホールディングス株式会社
https://www.segasammy.co.jp/