企業 2017/12/22 00:00
アミュゼクス、商圏の寿命について解説
アミュゼクスアライアンスは12月14日、東京都港区の「三田NNホール」で定例セミナーを開催。
同社の田守順代表、矢野経済研究所の高橋羊上級研究員、PSプランニングの渥美公一社長が講演した。
高橋上級研究員は、千葉県市川市の東西線行徳駅前を例に、商圏の寿命について解説。同駅前の半径1km圏(5店舗が出店)の人口は約6万人と地方の中堅並みの規模があり、かつ2010〜2015年にかけては微増(1%)しているが、年代別にみると、65歳以上の老齢人口が33%も増える一方、15〜64歳の労働力人口は10%、0~14歳の年少人口は16%減っていると指摘。
「商圏には成長期、成熟期、衰退期というステージがあり、衰退期を迎えていることを示唆している。そうすると、パチンコニーズも減っていく。自店の商圏に関して、総人口の推移だけでなく、どのステージにあるのかの把握にも努めてほしい」と述べた。