業界団体 2017/12/29 00:00
RSN、11月の電話相談件数が過去最多
ぱちんこ依存問題相談機関リカバリーサポート・ネットワーク(RSN、西村直之代表理事)は12月21日付の広報誌で、相談時間を22時までに延長した11月の電話相談件数を公表。
RSNでは11月1日から、電話相談(10~16時)の「夜間対応」(16~22時)を開始。
その結果、11月の相談件数は519件(沖縄RSN293件・全商協RSN支援室41件・夜間対応185件)となり、対前月比で142件、対前年対比で325件の増加。
1カ月の相談件数としては、2006年4月の開設以来の最多となった。
夜間対応の内訳は、「のめり込みに関する相談」が166件(構成比89.7%)、無言・間違いなどの「相談以外」が19件(同10.3%)。
RSNでは、相談件数全体の35.6%を占めた夜間対応について、「開始したばかりで、今後、周知が徹底するにつれて相談件数と構成比率が増加していく可能性がある」としている。また、終日遊技した直後、負け額の多さに危機感を抱き、興奮状態で電話をしてきた相談事例を掲載。
対応した相談員は「ホットな相談を受け止めていると実感した」と感想を述べている。