業界団体 2018/02/23 00:00
全遊振セミナー、2020年は9000店舗割れに
全遊振(曽我部康二会長)は2月15日、東京都台東区の「TKP上野ビジネスセンター」で第6期第2回セミナーを開催。
矢野経済研究所の鮫島将克上席研究員と、誕生日から相手の思考タイプを分析する「バースディソリューション理論」を使った営業コンサルティングを行うBDSの出村一郎社長らが講師を務めた。
鮫島氏は統計データをもとに、2007年から2017年までの店舗数の推移と傾向について講演。
5号機への移行があった2007年は前年対比で11.1%減となる1697店舗が閉店したことを踏まえ、「今回の規則改正の影響で、2017年時点で1万258店舗あるが、2020年には9000店舗を下回る可能性も十分にある」と推測した。
また、減り幅の中心となったホールの規模について、2007年から2012年までは「201~300台店舗」が995店舗、「301~400台店舗」が390店舗だったが、2013年から2017年は「201~300台店舗」の減少数が797店舗と鈍化する一方、「301~400台店舗」の減少数は480店舗にアップ。
「閉店店舗の大型化が進行しており、今後は500~600台クラスの店舗でも淘汰の対象となるだろう」との見解を示した。