業界団体 2018/03/16 00:00
遊運連が第3回セキュリティ研修会
遊運連(栗原真会長)は3月7日、東京都荒川区の「ホテルラングウッド」で、セキュリティ研修会を開催。
栗原会長は「健全な営業を阻害する不正事案の撲滅と、運送業務の健全化推進のため、他の事業者の規範となってほしい」とあいさつ。
研修会では、日工組の営業業務部会の荒井薫副部会長、日電協の健全化・セキュリティワーキンググループの山本健氏、ゴト対策を手がけるセデックの中澤豊和セキリティ事業本部長が講師として登壇した。
荒井氏は新流通制度における不適切事例件数を紹介。制度がスタートした2016年4月から2017年12月までの発生件数は、「2017年5月に設置確認書の虚偽記載、および委託者への虚偽報告などが発覚した1件で、当該事業者は180日間の業務委託停止処分となった」と述べた。そして、「不適切事例は、(運送事業者が関わらない)設置確認業務でのことだが、組合員の皆さまには、遊技機運送管理表への正確な記載をお願いするとともに、新流通制度への理解をあらためて深めてほしい」と語った。
また、山本氏は規則改正に伴い、6号機を明確に判別できるよう、「型式目の先頭に『S』をつける。日電協証書のデザインを、従来の青みがかった色合いから、黄色に変更する」と説明をした。
同研修会は2016年からスタートし、今年で3回目。