企業 2018/03/16 00:00
船井総研がM&Aについてのセミナー
船井総研は3月8日、東京都千代田区の東京本社で「パチンコホールM&A活用セミナー」を開催。
ホール関係者25人が参加した。
これは、M&Aや事業転換、戦略的撤退についてのセミナーで、同社M&Aコンサルティング事業室の宇都宮勉部長、平野孝チームリーダー、中古車販売を行うネクステージの山下雄貴店舗開発部長、新生銀行事業承継金融部の大久保宏章上席営業推進役が講師として登壇。
平野チームリーダーは、M&Aをするときの価格について「数年前は、有形固定資産の価格とEBITDA(税引前利払前償却前営業利益)×5年を合わせたものが納得感のある価格だという考えが一般的だったが、事業環境が変わり、同じだけのEBITDAを出し続けることが難しくなったので、その考えはなくなった。有形固定資産の価格で取引するのが限界値と判断されることも多い」と解説した。
山下部長は、パチンコ店の居抜き物件を利用した自動車販売店を紹介。同社へ貸し出す、もしくは売却する際の価格について、「土地だけでなく、建物の価格もしっかりと評価するので、どちらかというと、一般的な価格よりも高め。建物をフル活用するので、立体駐車場も、のべ床面積で評価します」と話した。