業界団体ニュース 2018/03/30 00:00
PCSA、業界関係メディアと意見交換
PCSA(加藤英則代表理事)は3月22日、東京都中央区の同団体会議室で業界関連メディアとの情報交換会を開催。
業界の諸問題に取り組む参考にするためで、PCSA側からは加藤代表理事や大石明徳・齊藤周平副代表理事、佐藤公平元代表理事をはじめとする会員・賛助会員29人、メディア側は11人が出席した。
加藤代表理事と佐藤元代表理事は、これからもカジノ議論の中でパチンコ産業にスポットがあたることは避けられないにもかかわらず、業界の実像が社会に伝わっていないと強調。
特に市場規模が貸し玉収入をもとに語られることに懸念を示し、ホール企業の実際の売り上げは「貸し玉収入から景品出庫額を引いた額」との認識を広めていく必要があるとした。
それに対して、メディア側からは、PR会社を使うなどして、業界全体で広報戦略を検討していくべきだとする意見のほか、貸し玉収入を売り上げとして公表しているホール企業に理解を求めていくことも大切ではないかとの声が出た。
そのほか、賞品問題や遊技人口の回復に向けた取り組みなどについても意見を述べ合った。