業界団体 2018/04/06 00:00
日工組と全商協、設置外の中古パチンコ機に部品供給
日工組(筒井公久理事長)と全商協(林和宏会長)は3月27日、「設置外の中古ぱちんこ遊技機への部品供給について」と題する文書を連名で、中古機流通協議会を構成する他の4団体(全日遊連、日遊協、日電協、回胴遊商)に通知。
4月1日より、設置外の中古パチンコ機への部品供給を順次行うことを伝えた。
その際の条件は以下のとおり。
①当該遊技機が検定機であること
②故障部品を交換することにより、検定を受けた型式と同一の状態になること
③設置先の店舗が決まっていること(自店への再設置を含む)
④2016年4月1日以降の型式(取扱説明書に設計値一覧を添付している型式)であること。
なお、主制御基板、および遊技盤・遊技機枠において製造番号を貼付している部品は対象外。
今まではホールの客室内から一旦撤去され、倉庫などに保管している状態のパチンコ機が何らかの理由で故障した場合、メーカーから部品供給を受けられなかったため、中古移動や再設置をすることができなかった。
そのため、日工組と全商協が約2年前から対応を協議していたもの。