業界団体 2018/04/27 00:00
全日、高射幸性パチスロ機設置規制案を決議
全日遊連(阿部恭久理事長)は4月24日、東京都港区の「第一ホテル東京」で理事会を開催。
理事会後の会見で、阿部理事長は、旧基準機の中でも特に射幸性が高いと区分したパチスロの設置比率に関して、3月の理事会で執行部が諮っていた「2019年1月末までに15%以下、2020年1月末までに5%以下、2021年1月末までに0%とする」案について、旧基準機の設置比率は30%以下とする自主規制は今後も順守するとの一項を加えた上で決議したと述べた。「4月12日の主要6団体会議で、他の5団体の理解は得ている」とも説明。
今後は当該6団体で合意文書を締結し、その上で警察庁に報告するとした。また、貯玉数の上限設定など、貯玉・再プレーの規定見直しを貯玉補償基金や関係企業に提案する件は、全日遊連と基金、自工会の3者で協議していくことになったという。
なお、会見には、ぱちんこ依存問題相談機関リカバリーサポート・ネットワークの西村直之代表理事も出席。2017年1~12月の相談件数は4924件(前年比2421件増)と、2006年の開設以来、最高件数だったことなどを伝えた。