企業 2018/05/18 00:00
ホール経営者が設立した商業開発が会見
東京都内でホールを運営するミナミの南幸佑社長と髙橋金太郎商店の髙橋孝幸社長が立ち上げた商業開発は5月8日、東京都港区の同社で設立記者会見を開催。
同社は、ホール企業に対して、物件の仲介や売買、業態転換のコンサルティングなどを行う目的で、2018年2月22日に設立。南氏が社長を、髙橋氏が副社長を務めている。
南社長は「都内には、駅前の一等地のビルに店舗を構え、1~3階をホール、4~6階を事務所や社員寮などに使っている店舗が多く、社員寮を使わずに遊ばせているところもある。そういう企業に対し、空中階の有効利用を何か提案できないかと考えたのがスタート」と設立の経緯を説明。
現在は、閉店を検討している店舗が多い背景から、閉店後のテナント付けやビルの売却、M&Aのコンサルティングなども行っていくとした。また、東京への出店意欲がある地方のホール企業と東京の店舗の閉店を考えている企業をつなぐ事業も展開することを発表した。
髙橋副社長は、「ホール企業が地方から出てきて、粗悪な物件を紹介されるケースもよくある。そのようなことを減らす一助にもなれれば」と話した。