業界団体 2018/06/01 00:00
三重県遊協、広告宣伝規制の実施などを報告
三重県遊協(権田清理事長)は5月22日、津市の「グリーンパーク津」で第57回通常総会を開催。
権田理事長は「今年はカジノ法案のからみで、依存症やのめり込み問題などで、昨年以上に波乱の年となりそう」との認識を示した上で、「業界としても世間から非難を受ける前に、自主的、かつ積極的に対策に取り組まなくてはならない」とあいさつした。
議案審議では、広告宣伝自主規制(コーナー営業、イベント業者を使った営業広告、インターネットを使った営業広告など)を3月22日開催の理事会で決定したことや、月5回以内の新聞広告の回数のチェックを厳格に行ったことなどを報告。
賦課金を台あたり年間1000円とすることなど、すべての議案を承認した。
また、来賓として、三重県警生活安全部の柳瀬真首席参事官が田中健一部長の祝辞を代読。「当県において条例の一部を改正し、本年4月から、インターネット上において行われる著しく射幸心をそそるおそれのある広告宣伝を規制対象に追加している」として、真摯な対応を求めた。