業界団体 2018/06/08 00:00
長野県遊協、無承認の入れ替えに県警が警鐘
長野県遊協(青松英和理事長)は5月28日、長野市の「ホテル国際21」で第52回通常総会を開催。
青松理事長は「近年、全国的に廃業するホールが増えている。お客さま目線から大きく乖離してきた業界の営業姿勢が、大きな要因。この危機的状況から脱するため、(営業姿勢の)原点回帰が必要」とあいさつ。
来賓祝辞では、長野県警生活安全部の堀内明彦部長が「依存防止対策を最重要課題として位置づけるとともに、業界一丸となっての健全化に向けての努力に期待する」と述べた。
また、総会後は、同県警生活安全企画課の町田勉許可事務担当室長管理幹と同県警刑事部組織犯罪対策課暴力団排除推進室の齋藤航課長補佐による講話が行われ、町田室長管理幹は「昨年、県内で、公安委員会の承認なしに複数の中古遊技機を入れ替える事案が発生し、当該関係者を書類送検した。中古機流通の根幹を揺るがすものだ」と警鐘を鳴らした。