業界団体 2018/06/22 00:00
全日遊連、メーカー団体に遊技機の販売で是正要請
全日遊連(阿部恭久理事長)は6月15日、「不公正販売の是正及び旧規則機の適切な価格設定等について」と題する要請文書を日工組と日電協に発出。
規則改正により、ホールは新規則に適合しない遊技機を順次、減台するか、新たな遊技機に入れ替えざるを得ない状況にある中、複数メーカーにおいて、「抱き合わせ販売」や「一定台数以上の購入を条件とする台数縛り販売及びそれに伴う開店日格差」などの不公正な販売方法が見受けられると指摘。
「これらの行為は、全日遊連、日遊協、日工組、日電協の4団体が2009年1月28日に締結した『遊技機の販売方法に関する4団体合意』に反する行為であり、強い憤りを感じている」とした。
また、新台として販売している旧規則機は認定を受けられず、使用期間が短いことを考慮し、適正価格での販売を要望していたにもかかわらず、高値での販売が続いているとも訴え、「極めて遺憾」と抗議。
「メーカー各社が目先の利益のみを優先している限り、この業界の将来は暗いといわざるをえない」と述べ、不公正販売の是正、および旧規則機の適切な価格設定に関する全日の主張を直ちに傘下メーカーに伝えるよう、求めている。