業界団体 2018/06/29 00:00
全日遊連、阿部理事長が3選
全日遊連(阿部恭久理事長)は6月21日、東京都港区の「SHINAGAWA GOOS」で第27回通常総会を開催。
任期満了に伴う役員改選が行われ、阿部理事長(都遊協理事長)を再任した(3期目)。
副理事長は神奈川県遊協の伊坂重憲理事長(機械対策委員会担当)、大阪府遊協の平川容志理事長(経営委員会担当)、岐阜県遊協の大野春光理事長(総務委員会担当)が留任し、新たに札幌方面遊協の合田康広理事長(事業委員会担当)と岡山県遊協の千原行喜理事長(機械対策委員会担当)を選任。
阿部理事長は「パチンコとギャンブルの違いをどのように国民にアピールしていくかが、今年度の大きな課題。都府県方面遊協の皆さんの知恵をお借りしたい」と協力を呼びかけた。
議案審議では、昨年度の全国パチンコ・パチスロファン感謝デー(11月17~19日)から、賞品の組合員価格を1セット7万7000円から8万円に値上げしたことや約541万円の赤字決算となったことを報告。
懇親会であいさつに立った警察庁保安課の山田好孝課長は依存問題対策に触れ、「利用者本人の同意がなくても、家族からの(入店・遊技の)アクセス制限の申告を受け付けるよう、(業界には)お願いしている。パチンコへの依存問題から家族を守るという社会的要請に応えるためにも、検討してほしい」と述べた。